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借金一本化と任意整理ではどっちがいいのでしょうか?

任意整理に関する質問

【質問】

現在、消費者金融や銀行系など数社から借金があり、毎月の返済が難しくなってきています。 おまとめローンで一本化すると、毎月の返済額が減りそうなので、借金を一本化しようかと思っていますが、この場合は任意整理の方がメリットは大きいのでしょうか?

【回答】任意整理の方がメリットは大きい!

詳しくは後述しますが結論から先に言うと、今回のようなケースでは任意整理をした方がメリットは大きいと思われます。

借金を一本化することにもメリットはありますが、今後の返済のことを考えると、任意整理の方がいいのではないでしょうか。

それでは、借金の一本化と任意整理にはそれぞれどのようなメリットがあり、任意整理の方がどのよう良いのか詳しく解説していきます。

借金を一本化すれば毎月の返済額を減らせる

借金一本化とは、消費者金融など複数の貸金業者からの借金を、借り換えによって1つにまとめることです。借金一本化は、おまとめローンを利用して行います。おまとめローンは借金を一本化する目的でのみ融資が受けられるもので、主に銀行や銀行系消費者金融で取り扱いされています。

おまとめローンを使って借金を一本化すれば、毎月の返済額を減らせます返済日も月1回になりますから、返済管理も楽になります。また、おまとめローンには低金利のものもありますから、高金利の利息を払わなければならない不安から逃れることもできます。

借金を一本化しても借金が減るわけではない

おまとめローンは一見良いことずくめのように思えます。しかし、おまとめローンで借金が減るわけではありません。むしろ、おまとめローンを利用することにより、借金が増えることも多くなっています。

おまとめローンに借り換えても、返済しなければならない借金の元本は変わりません。また、毎月の返済額を減らせば、返済期間が延びることになりますから、その分利息が増えてしまいます。借り換えにより多少金利が低くなったところで、トータルの返済額は大きくなってしまうことがあるのです。

借金一本化では過払い金を回収するのが困難

おまとめローンを利用する場合、一本化する前の借金は契約上の利息で完済する必要があります。もし利息制限法の上限を超える利息を支払っていたとしても、借り換えの際には過払い金を回収するチャンスがありません

なお、おまとめローンで完済した借金について、後日改めて過払い金請求をすることは可能です。しかし、このときには貸金業者側が過払い金の全額返還に応じない可能性があります。結局、過払い金を回収したければ専門家に依頼しなければならなくなり、そのための費用が発生してしまうこともあります。

任意整理すれば借金を減らすことができる

任意整理をする場合にも、おまとめローンと同様、毎月の返済額を減らせます。さらに、任意整理では、過払い金を全額回収し、借金そのものを減らすこともできます。

任意整理を行う際には、まず、借金の利息を利息制限法の上限金利で引き直し計算します。そして、既に発生している過払い金で残りの借金を支払う形で、借金の残額を減らします。残った借金についても、通常は利息を全額カットしてもらえますから、トータルの返済額は大きく減ることになります。

任意整理をするときには、専門家に頼む必要がありますから、その分の費用は発生します。けれど、任意整理では、専門家の費用を差し引いても、借金が減ることがほとんどです。

任意整理すればブラックリストに載ってしまう

任意整理にもデメリットはあります。任意整理のいちばんのデメリットと言えば、ブラックリストに載ってしまうことです。

貸金業者が融資の審査を行うときには、必ず信用情報機関に照会をかけます。信用情報機関とは個人の信用情報が集められている機関で、ここに延滞や債務整理などの事故情報が登録されていればブラックということになり、審査に落ちてしまいます。

任意整理した場合にも、信用情報機関に債務整理の情報が登録されますから、その後の借入の審査に通らなくなります。信用情報機関から債務整理情報が削除されるまでには約5年かかりますから、その間は新たにクレジットカードを作ったりローンを組んだりすることができなくなってしまいます。

おすすめなのはどっち?

おまとめローンでは毎月の返済額を減らすことはできますが、借金そのものを減らすことができません。任意整理をすれば毎月の返済額を減らせるだけでなく、借金そのものを大幅に減らせますから、任意整理の方が得することになります。

ブラックリストもメリットになる

もちろん、任意整理をすればブラックリストに載ってしまうというデメリットはあります。しかし、これも考えようによってはメリットになります。

実は、おまとめローンのいちばんの落とし穴は、借金を一本化することにより、他社から新たな借入もできてしまうことなのです。多重債務になっている間は、新規の借入の審査にはなかなか通りませんが、一本化により借入件数が減れば、新規の借入がしやすくなります。

意思が弱い人は、また他社から借りてしまい、さらに借金の額が増えてしまうことがあります。うっかりすると、再び多重債務になってしまうというのは、非常によくある話なのです。

任意整理すれば5年程度新規借入ができませんから、しばらくは余計な借金が増えることもありません。この間は借金を返すことに専念できますから、生活を立て直すきっかけになります。

大切なのは借金体質の改善

多重債務になってしまった場合、単に今ある借金の負担を減らすことができれば良いという問題ではありません。借金してしまう体質そのものを改めるべきです。長い目で見ても、おまとめローンよりも任意整理を選んだ方が良いと言えますから、任意整理を前向きに検討しましょう。

カテゴリ:よくある質問

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