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法テラスで任意整理!法テラスについて知ろう

法テラスとは?

借金整理のために任意整理したいけど、弁護士や司法書士に費用を払う余裕はないし…、どうしよう…。とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんな時は法テラスを利用することで、任意整理にかかる費用を立て替えてもらうことが出来ます。

法テラスとは一体どんな所で、どんな人が利用できるのでしょうか?今回は法テラスについて解説していきます。

■法テラスのURL
http://www.houterasu.or.jp/

法テラスとは?

法テラスの正式名称は日本司法支援センターと言います。
その名の通り、法的なトラブルの解決のために支援してくれる所です。

普段、私達が生活をしていて、借金、離婚、相続などの法律が関係するような問題にぶち当たることはほとんどありません。あっても一生に一度くらいです。そのため、いざこのような問題に直面したとき、知り合いに弁護士もいないでしょうし、誰に相談していいか分からないでしょう。

また、弁護士や司法書士に相談したいと思っても、費用が気になって相談するのをためらってしまうということもあるでしょう。

そんな時に利用できるのが、法テラスです。

「しかし、本当に信頼できるのか?」と思われる方もいるかも知れませんが、法テラスは法務省の管轄で、国が設立した公的な法人ですので、その点は安心して大丈夫です。

地方事務所は全国50ヶ所ありますので、あなたのお住まいの都道府県にもきっと事務所があるはずです。

法テラスはどんな業務をしているのか?

法テラスが行っている業務は主に以下の5つです。

  • 情報提供業務
  • 民事法律扶助業務
  • 司法過疎対策業務
  • 犯罪被害者支援業務
  • 国選弁護等関連業務

この中で、任意整理などの借金整理をする時に利用するのは「民事法律扶助業務」です。

民事法律扶助業務とは?

民事法律扶助業務

これは、弁護士や司法書士に相談したくてもお金に余裕がなくて相談できないという方のために、法テラスが無料で法律相談を行い、弁護士や司法書士にかかる費用を立て替えてくれるものです。

特に借金でお困りの場合は経済的に余裕がないことがほとんどですので、任意整理にかかる費用を立て替えてもらう必要があります。

立て替えてもらった費用は毎月5000円~10000円程度をゆうちょ銀行から引き落としによって支払っていきます。

しかし、誰でも立て替えてもらえるわけではありません。立て替えてもらうためには条件を満たしている必要があります。

詳しい条件については「任意整理の費用は相場は?支払いが困難な場合はどうする?」の記事で書いていますので、こちらを参考にしてください。

ちなみに、この立て替えて制度は法テラスと扶助契約がある弁護士や司法書士の事務所であれば、法テラスではなくても利用することが可能です。法テラスが遠くて利用できない場合でも安心ですね。

立て替えて制度(民事法律扶助)の利用の流れ

法テラスの立て替えて制度を利用する場合は以下のような流れとなります。

①無料相談

②審査

③援助開始決定

④事件終了

①無料相談

まずは無料相談を受けます。
無料相談は予約制となっているので、お近くの法テラスに電話で予約をしてください。

ただし、法テラスの利用には制限があります。
・収入等が一定額以下であること
・民事法律扶助の趣旨に適すること

この2つの条件を満たさなければ無料相談を受けることもできません。もし、条件を満たせなかった場合は、別の弁護士会や司法書士会などを紹介してもらえます。

電話で予約をする際に、上記の条件に当てはまるか確認するため、収入や資産、家族構成などを聞かれます。

条件を満たした方は法テラスと契約している弁護士や司法書士に無料で相談することができます。この時に相談に乗ってもらった、弁護士や司法書士に任意整理またはその他の債務整理を依頼することになります。

②審査

相談に乗ってもらった弁護士や司法書士に任意整理を依頼して、受けてくれることになれば、次は立て替え制度が利用できるかどうかの審査となります。

ちなみに、弁護士や司法書士に依頼を受ける義務はありませんので、あまりにも無理な依頼だった場合は断られることもあります。その時は別の弁護士や司法書士に再度、相談する必要があります。

審査の基準は以下の3点です。
①と②は無料相談を受けている時点でクリアしていると思うので、問題は③の条件となりますが、無茶な依頼でない限り審査は通るでしょう。

①収入等が一定額以下であること
②民事法律扶助の趣旨に適すること
③勝訴の見込みがないとはいえないこと

上の条件を満たしていることを証明するために、給与明細など資力を証明する書類や、住民票多重債務者は債務一覧表が必要となりますので、準備しておきましょう。債務一覧表は法テラスのサイトでダウンロードできますので、この用紙にしたがって書いていけば大丈夫です。

必要な書類の詳細は法テラスのコチラのページに詳しく掲載されています。

③援助開始決定

審査に通り、援助開始が決定すると、弁護士や司法書士の費用を法テラスが立て替えることが可能となります。

任意整理では着手金と実費の立て替えをしてもらえます。立て替えてもらえる金額については「任意整理の費用は相場は?支払いが困難な場合はどうする?」の記事で書いていますので、参考にしてください。

④事件終了

任意整理で和解が成立して事件が終了すると、返済方法が決定されます。分割で返済する場合は3年で完済できるように月の返済額を決定します。

生活が苦しくて返済が困難な場合は、申請することで返済が猶予される場合があります。返済が難しい場合は放置せずに、必ず法テラスに相談するようにしましょう。

また、あなたが法テラスに返済したお金は、次に立て替えを必要としている人のために使われます。法テラスは相互扶助で成り立っていますので、決して返済を放置しないようにしてください。

まとめ

今回は法テラスで任意整理するために必要な知識に関して説明してきました。

弁護士や司法書士の費用がネックで借金整理に踏み出せていないという人は、まずは法テラスに相談することをオススメします。

借金は放置すればするほど増えていきますので、早めに対処しましょう。

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