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金利、利率、利息の違い分かりますか?分かりやすく解説

金利、利息とは?

銀行でも消費者金融でもお金を借りるときに必ず目にする金利や利率、利息という文字。あなたはこれらの意味をちゃんと理解してお金を借りていますか?計算の方法は分かっていますか?これらをきちんと理解していないと、今後、借金で失敗する可能性があるかも知れません。

「金利や利息は分かるけど計算方法までは…」と言う方や「単利とか複利となるとよく分からない…」という方も安心してください。意外と分かっていない人は多いようですので。

今回は今さら人には聞けない金利や利息などの基礎的な知識について解説していきます。

金利とは?

ほとんどの方は既に知っているかも知れませんが、念の為に説明しておきましょう。

銀行や消費者金融などからお金を借りると、返すときは借りた金額に利息を上乗せして返済しますよね?借りたお金(元本)に対してどのぐらいの割合で利息がつくのかを決めているのが「金利」です。

金利は金額ではなく割合なので、3%や14%などパーセンテージで表示されています。

ちなみに、「利率」という言葉もありますが、これは金利とほぼ同じ意味で使われます。

また、金利が関係するのはお金を借りるときだけではありません。銀行にお金を預けた場合は預けた金額に対して金利がつくので、その分預金が増えることになります。と言っても、預金に対する金利は0.1%もないわけですから、あってないようなものですが…。

金利は基本的に、元金に対する1年間の利息の割合を示す「年率(年利)」で表示されていることがほとんどです。年率の他にも、元金に対する1ヶ月間の利息の割合である「月利」、元金100円に対して1日の利息の割合である「日歩」があります。

金利の上限は法律で決まっている

お金を貸すときに貸金業者がどのくらいまで金利を取っていいのかは、利息制限法で決められています。取っていい金利の上限は借りる金額によって異なっています。

利息制限法の制限利率

元本10万円未満年20%
元本10万円以上
100万円未満
年18%
元本100万円以上年15%

上の利息制限法を超える金利で利息を取った場合、超過分は無効となり、貸金業者に対して返還を請求することができます。

また、出資法でも上限金利が決められており、出資法の上限は金額に関係なく20%です。以前は上限が29.2%でしたが、グレーゾーン金利が大きな問題となり、2010年に利息制限法の上限とおなじ20%まで引き下げられました。

利息制限法やグレーゾーンに関する詳しい内容はこちらの記事で書いています。
任意整理にも深い関係!【グレーゾーン金利】とは?

実質年率とは?

実質年率

年率は先ほど説明したように、1年間を基準とした金利ということですね。年率15%で100万円借りると、1年後には15万円の利息がかかることになります。

しかし、消費者金融や銀行でお金を借りようとすると、年率ではなく、「実質年率」と書かれていませんか?上の画像はプロミスの商品案内ページのものですが、実質年率と書かれているのが分かるかと思います。

それでは、実質年率と一般的な金利とは何が違うのでしょうか?

実質年率とは、利息だけではなく、保証会社に支払う保証金や、事務手数料など諸費用を含んだ金利のことです。カードローン会社などの消費者金融は金利を実質年率で表示するように法律で義務付けられています。

利息とは?

利息は、上で説明した金利の割合をもとに元金に対して計算した金額のことですね。すごく簡単に説明すると、お金を借りるために支払うレンタル料のようなものだと言えます。

計算方法は以下の通りです。
利息=元金×金利÷365日×借りた日数

ちなみに、「利息」と「利子」はほとんど同じ意味で使われていますので、あまり気にする必要はありません。稀に借りたお金を返済する時に支払うのを利子、逆に受け取る場合を利息と区別することもあるようです。

単利と複利とは?

利息の形態には「単利」と「複利」の2種類があります。

単利は元本に対して金利の割合を計算し利息を出します。複利は元本+利息に対して金利の割合を計算して利息を求めます。

つまり、複利の場合は利息にも利息がついてしまうので、複利で借金をしてしまうと雪だるま式に借金が膨れ上がってしまいます。

基本的にカードローンやキャッシングは複利で計算されています。そうなると、消費者金融でお金を借りると、すごく損をするのでは?と思うかも知れませんね。

しかし、毎月利息分も返済していくので、結局は元本に対してしか利息はつかないことになります。なので、毎月ちゃんと返済していれば、単利や複利ということはあまり関係ありません

逆に、借金を滞納、放置してしまうと、利息にも利息がつくため一気に借金が膨れ上がってしまいます。そうなってしまうと、任意整理で借金を整理したり、最悪の場合、自己破産することになりますので十分に注意しましょう。

まとめ

今回は金利と利息について詳しく解説してきました。

クレジットカードでショッピングをしたり、急な出費でキャッシングやカードローンを利用する機会は誰にでもあると思います。利用する場合は多重債務に陥らないためにも計画的に利用し返済して行かなければなりません。

クレジットカードで支払う時は、できる限り分割手数料のかからない一括払いか2回払いにするようにしましょう。また、消費者金融によっては30日間金利が無料になるので、このようなサービスを賢く利用するようにしましょう。

調子に乗って使い過ぎると、本当に痛い目に遭いますので、十分にお気をつけください。

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